補聴器は高齢者の音の聞こえ方がよくなるか
人は高齢になると人の声や、周りの音が遠く聞こえてしまい、だんだんと生活に支障が出てくることも多いです。高齢の家族に話しかけて反応がなかったり、薄いと感じたら補聴器の購入を視野に入れる方も多くいらっしゃいますが、補聴器の価格は決して安くありません。むしろ、何も知識がなく補聴器を買おうとした場合、高いと感じるでしょう。安いものも販売はしていますが、それだけ質も落ちる、ということです。
そして、いくら補聴器で音がハッキリ聞こえると言っても、以前普通に聞こえていた音とは聞こえ方が違います。その聞こえ方は、人によって異なりますが、少し機械音のような聞こえ方がする方もいるようです。その聞こえ方に馴染めるかどうかが問題になります。また、聞こえるようになりすぎて、周りの雑音がやけに大きく聞こえてくることもあるそうです。
根本として、まず耳にフィットせず、長時間付けていると、耳に痛みを感じてくることがあります。そんな時は販売業者との連携も大事になってきます。どれだけ親身になって、利用する高齢者の方に合う補聴器を提案してくれるかが大切です。高齢者自身が調べるのは困難であることも多いため、家族が変わりにしっかりと調べておきましょう。
購入する場合、補聴器を扱っている販売業者から購入するのがほとんどだと思いますが、通販で購入する方もいらっしゃるかもしれません。確かに通販だと比較的安く手に入りますし、保証もしっかりとしている商品もあります。しかし、何かあった時に、電話で対応するしかありません。その点、地元の販売業者は、直接自宅まで訪問して、新しい提案をしてくれたり、新しい補聴器を持ってきてくれて、つけ心地などを確認してくれます。人それぞれですが、先のこともよく考えて購入しましょう。